なぜか最近読書が捗るので、読んだ本の記録を残そうかなの記事です。
小説から自己啓発本、雑誌まで雑多ですが全部で7つ紹介します。
あのこは貴族
映画から入って原作小説も読みました
東京生まれの箱入りお嬢様と地方上京組の女の人が一人の男性を接点にしてちょっとだけ交わってちょっとずつ影響を受けるお話。(要約下手か)
わたしは基本的に小説を読むときは主人公を自分だと思いながらバリバリに感情移入して読み進めるタイプです。
でもこの本は主人公に感情移入して読むんじゃなく、女性だったら生きていく中で感じるちょっとした違和感とかそういうシチュエーションに共感できるというか、うまく説明できないんですけど、文をひとつひとつ噛みしめるように読みました。
地方と東京、さらに東京の中でも上流階級とそれ以外の対比があらゆるところにあるのでそれに注目しながら読むのも楽しいです。
わたしの都会経験値のなさにより映像からは読み取れなかった上流階級ポイントも文章だと伝わってくるので映画とセットでみて良かったです。
嫌われる勇気
数年前にかなりブームになった本ですが当時は興味がなく手をつけませんでした。
でも最近ツイッターでアドラー心理学の「課題の分離」という考え方をチラ見して、わたしが生きやすくなるために必要な考え方かも!と思ったので読んでみることに。
結果、今までの自分の考え方と全く方向の異なる切り口で対人関係での考え方が語られていて、ハッとする点がたくさんありました。
やっぱり一番印象に残ったのは「課題の分離」の部分。大事なのは自分がどう行動するかで、その結果相手がどう感じるか、何をするのかは自分の問題じゃない。とバッサリ切り捨て(?)ているような考えがわたしにとってとても新鮮でもう少し考えてみたいテーマだなと思いました。
終始アドラー心理学に詳しい哲学者とそれに疑問を持つ青年との対話形式で話が進んでいきます。アドラー心理学普段わたしが持っている常識と違いすぎて、え???ほんとに???となっちゃう部分がたくさんあったのですが、一つ一つ青年がツッコミを入れてくれて、そうそう、そこが気になってたの〜!となる、痒いところに手が届くわかりやすい本でした。ブームになったのわかる。
まだ消化しきれていないところもたくさんあるので繰り返し読みたいです。
八咫烏シリーズ
ハリーポッターを皮切りに、守り人シリーズ、エラゴン、ブレイブストーリー、勾玉シリーズ、西の善き魔女、トワイライト…学生時代に図書館のファンタジー小説を読み漁っていた生粋のファンタジー大好きっ子です。
表紙の雰囲気と帯の紹介文からこれはわたしが好きなやつだ!とぴーんときて読み始めたのですが、その感覚は間違っていませんでした。
お話はわたしたちの生きている世界とは違う場所で進行する和風ファンタジーです。
でも読んでいる側にされる世界設定の情報開示は場面ごとに必要最低限で、徐々に世界観が明かされていくワクワク感がすごい。さらに巻ごとにもいろんな伏線が散りばめられて回収される謎解きの爽快感に感動して一気にシリーズを駆け抜けてしまいました。
また新シリーズが刊行されてるみたいなので続きが楽しみ…。
本好きの下剋上
これもファンタジー。一昨年にハマって読んだものをまた最近読み返しています。とんでもなく長いです。今やっと既刊の半分くらい。
現代で生まれ育った本への愛が溢れすぎている主人公が、ファンタジー世界に転生。本がない世界に絶望してなんと紙を作るところから(!)本作りを始めるお話です。
始まりとしては最近よくある転生もので、読み始めるまでは少し抵抗がありました。
でもこの本は現代知識でわたし最強!と簡単になるわけではなくて、子供で虚弱な主人公はそもそも木を集めることすら一人ではままならないし、まず紙を作るための道具すらすぐには手に入らない状況。
そんな中からできることを一つ一つ積み上げて目標に前進していく過程が面白く、景色の描写などの地の文を読む間も惜しいくらいどんどんページを進めちゃいます。これは主人公にバリバリ感情移入して読む本です。
もとはWEB小説なのでなんと完結まで全部ネット上で読むことができます(!)。(書籍は加筆されていたり描き下ろしエピソードが入ったりします)
なので気になった方は最初ちょっとだけでも読んでみてください!面白いので!
↓WEB小説リンク
https://ncode.syosetu.com/n4830bu/
DIE WITH ZERO
iDecoとか始めたほうがいいのかな…でも60歳までお金下ろせないのはなぁと最近迷っていて、そもそもわたしはどうお金をどこにどう使っていきたいんだ?となったので考えの助けになればなと購入。
ざっくりすぎる要約をすると、死ぬ時にお金を残すな、一番有効に使える時に使え。晩年には思い出が一番の財産だ!という感じです。
確かにお金と健康と時間は人生のステージごとに持っているバランスが違うので、そこを考えながらどうお金を使っていくのかは考えておく必要があるな〜と思いました。
ただ、欲しい物をホイホイ買ってしまう言い訳にはしないように気をつけたいです。そしてiDecoを始めるかはまだ決めていません(笑)
BRUTUS 2月号 カスタード特集
完全に表紙買い。素晴らしすぎる。
これでもか!ってくらいカスタードの話しかしていません。
ふんわり←→ずっしり、濃厚←→あっさりで分類したクリームパンのマトリクス表が最高。これを読んでからコンビニでも妙にシュークリームに惹かれちゃうようになっちゃいました。
CERA 1月号 贈り物バイブル
これも表紙が最高。中身も最高。誰かに軽率に贈り物をしたくなります。
いつもはネットで欲しい物やプレゼント候補を探すのですが、どうしてもピンポイント検索になっちゃうので、より幅広い情報が入ってくる雑誌を読むのもたまには良いなあと思いました。
以上、ここ最近読んだ本のお話でした。まだ読書欲は消えていないので4月は久しぶりに図書館に行ってみたいな〜と目論んでいます。おすすめの本があればどんなジャンルでもぜひ教えて下さい。(ホラーはだめかもですが)
ここまで読んでくださってありがとうございました。