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ロンドン新婚旅行4泊6日の記録 後編

気付けば前編を書いてから1ヶ月が過ぎてしまいました。ロンドン新婚旅行記録、後編です。

前編はこちら

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4/12(水) 3日目

この日も6時には起床。

この日はキッチンの人に話しかけてパンケーキを焼いてもらいました。シロップたっぷり。

ホテルで身支度を整えたあと、9時頃にはもう外に繰り出します。

今日もテムズ川を渡る。

これはミレニアムブリッジ。ハリーポッターの映画でデスイーターに落とされる橋です。特徴的な曲線のデザインで見たらすぐに分かりました。

橋を渡ったすぐ先にあるのはセントポール大聖堂。現代的な橋と古めかしい建物のコントラストが面白く、これもロンドンらしい部分なのかなあと印象に残っています。

しばらく街並みを楽しみながら散歩したら、またテムズ川を渡って目的のバラ・マーケットに向かいます。

緑の柱が印象的なエリアに沢山の屋台が!

観光客らしい人も沢山でとても賑わっていました。

私のお目当てはBREAD AHEADのドーナッツ。この佇まいがかわいい〜!

スタンダードなカスタードとレモンカスタードを選びました。

夫はソーセージパイを購入。ホテルに戻っておやつタイムです。

沢山歩く旅行だったのでホテルが気楽に戻れる場所にあるというのに本当に助けられました。

一息ついたら次は地下鉄に乗ってV&A博物館へ向かいます。

V&Aはいろんな年代の工芸品が集められている博物館で、とにかく見応えがありました。

入るとすぐに見えるガラスのシャンデリア

ファッション、英国、陶磁器、家具など様々なジャンルに分かれて展示がされているのですが、とにかく広いので泣く泣くポイントを絞っての見学となりました。

これは私の好きだった食器と鉄柵。鉄柵がデザインごとにずらっと並んでいる姿は壮観でした。

陶磁器ゾーンは地震が来たらどうするの…?(来ない)と心配するほど沢山の茶器が並んでおり、目が楽しかったです。

日本の工芸品の展示もあり、根付のコレクションが可愛かった。甲冑の前には人だかりができていて、やっぱりサムライは人気なんだな…とも実感。

館内でも沢山歩いたのでミュージアムカフェでまた一休み。ここでもクリームティーを注文しました。

スコーンでっかい!

ミュージアムカフェはセルフサービスなので外食の割にはお手頃価格。

運良くモリスルームの席に座れたのですが部屋の内装可愛かったな〜〜〜〜〜

カフェの後はミュージアムショップでお買い物をしたのち、歩いてハロッズに向かいました。

ハロッズはきらきらしい高級感百貨店!という感じだった。展示の仕方から高級感漂ってたな。

地上階はすこし買い物をためらってしまう雰囲気だったのですが、地下のハロッズグッズ売り場が最高に楽しかった!

見てくださいこれ!この広い売り場がぜーんぶハロッズグッズなんです。

ハロッズカラーのグリーンを基調とした雑貨やお菓子、紅茶、そしてなんといってもくまさんが沢山並ぶ姿は圧巻でした。

かなりセーブしたつもりですが、私も夫も爆買いしたくなって大変だった。

収穫物

くまはかなーーーり吟味して2匹(+小さい子1匹)に。カーリーヘアの子を我が家にお迎えしました。

名前はまだ悩み中。もうカーリーでいいかな?(安易)

地下鉄に乗る前

思ったより買ってしまったのでショッピングバッグも購入したのですがそれでもパンパン。帰り道はなかなか可愛い光景となりました。

ただハロッズでテンションが上がりかなり歩き回ったのもあり、帰りの地下鉄は疲れて電池切れ状態。夕飯は一旦ホテルに戻って考えることに。

ガイドブックをめくって食べたいものを相談しましたが、連日サンドイッチやポテトフライ、スコーンと紅茶を食べており、あまり食指が動くものが見つからない。

そんな中で夫と意見が一致したのは

 

「出汁が食べたい………!!!!」

 

その一心で雨の中ウォータールー駅を目指し、向かったのはなんと丸亀製麺でした。

見慣れたロゴ、写真に安心する………

Kake Udonです

びっくりするほど美味しかった……日本語にテンションが上がり緑茶まで買いました

イギリスのご飯、1つ1つを振り返るととても美味しくて良かったのですが、味の振り幅が普段の食事範囲とかなり違っていたのでいつもの味が恋しくなってしまったのですよね。

今振り返ると4泊6日しかないのにうどん!?と思いますが、当時の私達はとっても出汁を求めていたんです。

明日にはメインイベントのアフタヌーンティーを控えていたのでスコーンを美味しくいただくマインドになるために出汁分は必要だったと言い訳しておきます。

出汁を補給して雨で冷えた身体もあったまり、足取り軽くホテルへ帰りました。

 

4/13(木) 4日目

丸一日観光できるのはこの日が最後。早かったな。

朝ごはんはオムレツを焼いてもらいました。具はベーコンとチーズ。

この日はメインイベントのアフタヌーンティーを13時に控えていたので、午前中は大英博物館へ。

4日目にして初めて2階建てバスに乗ります!

バスから見たフォートナムアンドメイソンとRITS

2階に座ったのですが、前面すべて窓なので道路の真ん中・高い位置からロンドン中心部を眺められてとっても楽しかったです。

そして大英博物館に到着!

開園する10時ちょうどに向かったのですが、大英博物館面する道は人がずらっと列になっていました。

大英博物館、入場は無料なのですが入場予約制度があったみたいでした。入るまでに30分くらい並んだかな?

中も天井が高くて大きな展示が沢山あり圧巻でした。閲覧室の佇まいが本当にすてきだった…

イギリス博物館は全体的に建物自体がすごく重厚でそれだけでも見応えがあり、階段を登るだけでも楽しかったです。

やっぱりロゼッタストーンの前が1番混雑していた。

午後の予約があったためさらっとしか回れなかったのが無念。丸一日いたいくらいでした。

アフタヌーンティーが13:00からだったので11:30くらいには切り上げて帰りのバスに乗りました。

向かうは2日目にも行ったフォートナムアンドメイソンです!

着いたら4階(日本で言う5階)にあるthe Diamond Jubilee Tea Salonに向かいます。

予約は数ヶ月前に公式サイトからしていました。ネットで予約できるのは本当にありがたい。

www.fortnumandmason.com

予約を伝えて上着を預け、席に案内してもらいます。

店内は内装から食器までフォートナムアンドメイソンの淡いグリーンで統一されていてとても素敵!置かれているピアノの生演奏も流れていました…

食器の統一感よ…かわよ…

その一方でお客さんはTシャツの人もいて、堅苦し過ぎずカジュアルで過ごしやすい雰囲気なのが海外初心者にはありがたかったです。

紅茶のメニュー表

まずはポットで淹れてもらう茶葉を選びます。選択肢が多くて悩む。

私が選んだのははAFTERNOON BLEND、夫はVICTORIA GREY。

私が選んだものはクセがなく甘いものとの相性が良い紅茶で、夫のは爽やかな風味のあとにほわっと甘い香りが抜ける紅茶でした。

このVICTOIA GREYがとっても美味しかったのでお土産分含め帰りに2箱も購入しました。

そしてメインのスタンドが到着!!!!

ひゃ〜〜!すてき〜!

サンドイッチとスコーンは2人分、一番上の甘いものは1人分です。

甘いものはあとからもう1皿持ってくるねと言われたのですが、食べきる自信がなかったのでひとまず保留にしてもらいました。

このサンドイッチがとっても美味しかった…

具材に合わせてパンの種類も変えられていて、飽きずにペロッと食べられちゃいます。

キュウリサンドのクリームチーズにミントのような香りが付いていて爽やかだったのが印象的でした。

そしてスコーン。プレーンとレーズンの2種類でした。

たっぷりのクロテッドクリームはもちろん、レモンカードといちごジャムも瓶でたっぷり来るのが嬉しい。

フォートナムアンドメイソンのレモンカードはレモン強めの爽やかな味で良かった。これも買って帰りました。

もうこの時点で満足度120%という感じですが、なんとまだデザートプレートがあります!!

形も色もにぎやかで目が楽しい!!

これは正直、スコーンまででお腹が膨れていたこともあり、甘さが前面に出ているスイーツ達だったので食べるのが苦しかったです(笑)

なのでもう1人分あるよと言われましたがもう大丈夫です…と断ってしまいました。

でも今振り返っても五感すべてが楽しい時間だったな…

アフタヌーンティーで完全にフォートナムアンドメイソンが大好きになってしまったので、最後にお土産を沢山買って帰りました。

この統一感よ…

これで旅行のメインイベントが終わったので、あとはジョン・ルイスやスーパーに寄り足りないお土産をちょいちょい買い足しこの日はホテルに帰りました。

この日はイギリスでの最後の夕食。

ただ、アフタヌーンティー後でお腹もそれほど空いていなかったのに加え、もうお店を探して歩く元気がなかったのでホテルのルームサービスにチャレンジすることに。

クラブハウスサンドイッチとフィッシュケーキ

これが人生初ルームサービス。電話緊張した〜

両方のメニューにポテトフライが付いてくるというまさかの事態にびっくりしました。イギリス人はポテト大好きなんですかね?

それはともかくルームサービスって最高ですね。部屋に食事がやってきてくれる。

連日慣れない海外に緊張していたこともあり、部屋でリラックスして食事ができる素晴らしさにしみじみしました。

このあとはお土産も買い揃ったのでパッキング大会を開催。

予想以上に買ってしまったこともあり小さめスーツケースにパンパンになってしまい焦りました。折り畳みのボストンバッグ持ってきていて本当に良かった…

 

4/14(金) 5日目

もうロンドン最終日となってしまいました…早かった…

朝から雨が降っていたのはこの日だけだったな。

帰りの飛行機が13時くらいだったので、JTBの方が9時くらいにホテルの前まで車で迎えに来てくれました。このサービスがつくづくありがたい。

帰りの飛行機乗れなかったらおおごとですもんね。

チェックインから搭乗までは2時間程度時間があったので、最後にヒースロー空港でもお菓子などを買い足し。

空港にもハロッズやフォートナムアンドメイソンが入っていて2時間じゃ足りない楽しさでした。

ハロッズでは自分用のマグカップを購入。最後の最後まで買い物。

そして帰りのフライトです!

帰りの経路

帰りは大陸を通るルートで行きよりも短い12時間くらいだったかな?

帰りはモニターで数独クロスワードをしたり、読書をしたりして過ごしました。傲慢と善良が面白くて最後まで読んじゃった。

てりやきチキンとイングリッシュブレックファースト

機内食は…うん。行きのほうが美味しかったです。白米がジャスミンライスだったのが少し悲しかった。調達が難しいから仕方ないんでしょうけど。

 

4/16(日) 6日目

帰りは時差の関係で1日損するので、土曜日がすっ飛ばされます。

羽田空港に午前中に着いたのですが、旅行中連日歩いたのに加え長時間のフライトでヘトヘトでまっすぐ新幹線で名古屋に帰りました。

両替してほとんど使わなかったポンドも円に戻さず帰ってきてしまった。これどうしような…

ものすごい疲労感で帰宅後は泥のように眠りました。

 

総括

とーーーーーっても楽しい旅行でした。

最初は旅行費用の高額さにおののき、やっぱり日本にしておこうか?とも話していました。

でも今は、お互い海外初心者の中で飛行機から観光プラン作り、現地での食事や買い物など、今このタイミングに2人でこの経験が出来たことがプライスレスだなと本当に思います。

旅行から2ヶ月経った今も、ロンドン良かったねぇ〜と夫と言い合っております。

またいつの日かロンドンに行くという決意を胸に、お仕事とこれからの生活に邁進するぞ!

 

旅行の購入品についてはまた別途ブログ書きたいのでまたよろしければ!

前後編と長いブログになってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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